縮こまった腕を伸ばそう!

意外と腕って、緊張させて固く縮んでいますよ!

スマートフォンをずっと持って指を動かすのも腕。

パソコンを使うのも腕。

編み物をするのも腕。

料理をするのも腕。

ジムトレーニングでダンベルを握り続けるのも腕。

荷物を持つのも腕・・・。

また、肘を付いて本を読んだり、テレビを見たり、猫背の姿勢になったりも腕には負担です。 こんな感じで と微小な力ながらも、継続的に腕を緊張させていることは、今の生活環境では多いことなのです。

腕を使う、緊張させる・・ということは、腕の筋肉を縮ませているということ。

また、腕を前で付いたり、猫背の姿勢は、腕から肩をぎゅっと内に縮こませている格好になっています。

なので、腕を伸ばしていこうってことなんですが、中途半端に腕を伸ばすよりかは、腕の根っこから伸ばす方が、よりいいです。

そこで、腕の根っことは、どこぞや!??

それは、肩関節!

・・・ ではなく、肩甲骨!

・・ でもなくて、「胸鎖関節」です!!!

胸鎖関節とは、鎖骨と胸骨の間にあります。

ここから伸ばそうってこと!

腕が縮んで、巻き肩や猫背になると、この胸鎖関節も内に縮んで固まっていることがよくあります。

なので、胸鎖関節を外に押し出すようにしながら、腕を伸ばしていこうって考えです。

まずは、事前チェック。

・腕を前で合わせ腕の長さチェック

・腕を上げたり、後ろに引いたり、肩を回したりして、動かしやすさもチェック をしたら、左腕だけしてみましょう。 1.腕伸ばし  左の胸鎖関節に右の指をあてます。

左鎖骨の内側を軽く外に押しながら、左腕を外に伸ばします。このとき、肘から手を遠くに伸ばすようにすると伸びやすいです。そして、伸ばすときに胸骨が付いていかないように気をつけましょう。  左腕を真横に伸ばす、斜め下に伸ばす、後ろに伸ばすをしていきます。

2.腕の回旋  同様に胸鎖関節に指をあて押しながら、腕は伸ばし中指を軸に腕を内・外にと回旋させます。軸回転が理想。なるべく腕が上下前後とうごかないように、伸ばした場所で回旋させましょう。また、回旋と同時に鎖骨も回旋しているの確認します。いや、鎖骨から回旋させるのです。  次に薬指を軸に回旋させましょう。

3.首のストレッチをくわえます  同様に胸鎖関節に指をあて外に押しながら、腕を伸ばします。そして、顔を右に向け頭を右に倒します。すると、より縮まった胸鎖関節を伸ばせます。

4.肩・腕回し  同様に胸鎖関節に指をあて押しながら、肩を後ろに回します。まずは、軽く肘は曲げた状態で、肩甲骨・肩を回します。肩がより遠くへ後ろへ動く感じで。 次に腕を伸ばして腕を回します。腕が鎖骨からより遠くへ外へ回る感じでします。

以上で終了。

左右差を比べてみましょう。

左の方が長くなり、軽く動かしやすくなったことでしょう。

思っている以上に腕は縮こまっています。

腕から肩、首、全身へと、緊張や凝りが拡がっていくことも多々あります。

腕の縮こまりが、当たり前の慢性化にならぬように、腕の根っこから伸ばし始めましょう!