座り過ぎはダメダメ

1日中座っている・・・ってこと、ありませんか?

運転、食事、スマホ、ゲーム、仕事、読書・・何をするにしても座って・・っていう環境になりがち。

どうやら、日本人は世界のなかでも一番座っている時間が長いようです。

座っているときは、寝ているときよりも、立っているときよりも、血流が低いそうです。

人の筋肉の三分の二は下半身に付いています。

それが座っていると、ほぼその筋肉を使いません。

血液は、心臓以外では、筋肉の伸縮ポンプで血液を送ります。

もちろん、運動しているときは、筋肉を使うので、筋伸縮により、血液も全身を巡っていきます。

また、立っているだけでも、重力に逆らい姿勢を保つために、筋肉は活動しているので、血液は巡ります。

しかし、座ると下半身の筋肉は停止状態に・・。

血液は巡らずドロドロ血に・・。

また、血液と血管に伸縮運動で摩擦があるとNOが発生する(血管を柔らかくするといわれている)のですが、座っていると血管も硬くなりやすいようですね。

それは、糖尿病・認知症・ガンのリスクを上げる要因にもなると言われています。

それに、腸腰筋という腰の前(お腹側)にあるインナーマッスルや大殿筋という立つための筋肉が落ちるので、内臓を支えられず”ぽっこり腹”やお尻の形が崩れる”垂れ尻”にもなる可能性は高まります。

そりゃぁ、お尻は、ずっと上半身の重みを受けて押しつぶされていると機能しなくなりますよね。

なので、座っているだけでも、血流は悪くなるので、疲れるのです!

代謝も落ち、脂肪がつきやすい身体になるのです。

その座っている姿勢が長いと、その姿勢で固まってしまい、立っても猫背や反り腰、スマホ首のままでいるのです。

対策としては、座り過ぎているリスクを知ること!

30分に1回は立って動くこと!

立てない時は、貧乏ゆすりや踵・つま先の交互上げ下げ・骨盤を前後に動かす・伸びをするなどして、筋肉を伸縮させて血液を巡らせましょう!

すると、糖代謝を上げるグルコーストランスポーターや脂肪分解するリポタンパクリーゼも働き健康な身体に近づけます。

座るのは楽ですが、リスクもあるんですよ。

長期的に自分の身体を考えて、行動を変えましょう。

困るのはあなた自身です。