風市(ふうし)のツボ押し療法

今回紹介するツボは【風市】です。

大腿部(太もも)外側の中央あたりにあります。

けっこう、この周辺が、ガチガチになっている人多いので、押して「痛ーーーーーっい!」となる率が高いので、力加減は注意しましょう!

風市のツボの取り方は、まず、背筋を伸ばして、両腕はダラ~ンと横に垂らします。

それで、中指の指頭が当たるあたりが、風市のツボです。

大腿部外側には腸脛靭帯という靭帯があります。

その後ろ側には大腿二頭筋の筋肉があります。

腸脛靭帯と大腿二頭筋の間にツボがあるので、腸脛靭帯を後ろからつかめるようになると、わかりやすいと思います。 で、この大腿部外側って、ガチガチになっている人が多いんです。 立ち仕事で、脚で踏ん張っていたり、太もも外によりそっていたり、座り姿勢で脚を組んでいたり、お尻を前にズラしていたりも要因の1つです。

また、O脚、X脚。反り腰、外反母趾などで、太もも前や外を過剰に使ってしまうタイプもそうです。

まあ、姿勢が傾いている、左右バランスが崩れると、骨で支えれるとこが支えれず、筋肉頼りになって過緊張しちゃうってこと。

また、この腸脛靭帯の中には、外側広筋があります。

この2つは、互いに滑りあい(滑走する)ながら膝や股関節をうごかしているのですが、筋肉負担が増えると、固くなり、摩擦が生じて、炎症して、癒着して、滑りにくくなります。

すると、膝や股関節の動きを制限したり、痛くなったりもするのです。

カチカチ大腿部外側人間が多いってことです。

それで、風市ツボの効能として言われているのは・・・

腰痛、坐骨神経痛、脚全体に広がるだるさ、歩行中・後の痛み、膝痛、もも外の引きつり、下腿の麻痺などがあり、また、胆経上にあるツボですので、耳鳴り、めまい、目の疲れ、頭痛、高血圧、じんましん、冷え性、決断力・判断力の鈍さ・・にも期待できます。

さぁ、実践ですが、左右の大腿部外側の固さを見てからするといいでしょう。

固いほうを多めにするとバランスがとれますので。

風市ツボ療法

1.さする・・臀部~大腿部外側・前側・後ろ側を万遍なく擦る 20秒

2.皮膚滑り・・大腿部外側を軽く掌圧し、皮膚だけ縦や横にズラすように動かす 20秒

3.腸脛靭帯揺すり・・腸脛靭帯を後ろからつかみ、微少に揺らす 20秒

4.風市ツボを掌圧と母指圧 10秒ずつ

5.風市ツボ押したまま、足首回し

6.風市ツボ押したまま、膝曲げ伸ばし

7.風市ツボ押したまま、両膝左右倒し

8.ストレッチ 仰向けで膝を立て、外踝を反対の膝上外にあて、膝を内に倒す

9.ストレッチ 仰向けで、両腕を拡げ、片足を上げ反対側にねじる

この風市ツボは、脚やせダイエットにも使われるツボです。 骨盤が拡がっていたり、脚の外側に負担が掛かっている人(お腹出て)は、急増中です。

昔からあるツボ療法を活用しながら、健康な身体づくりの1つに役立てましょう!

(関連動画:整体師とみやん)

・足の臨泣のツボ 説明編 https://youtu.be/zVw5qknh_rs

・合谷のツボ https://youtu.be/iNsp7xBaoJ0

・ツボの押し方の心得 https://youtu.be/SV7uZeZBSD0

・雲門、中府のツボ https://youtu.be/nEGu62EMqWo

・胃の調子を整えるツボ https://youtu.be/AVTK4kQ4G6Q

・血海のツボ https://youtu.be/y9-ZRUsN9bw

・天柱、風池のツボ https://youtu.be/sEGgWBS943w

・足の臨泣ツボ 説明編(胆経って必要) https://youtu.be/zVw5qknh_rs

・足の臨泣ツボ 実践編 https://youtu.be/bKkSxuSHJyQ

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