3・3・3入浴法

実は、私、温泉ソムリエの資格をもっています。
なので、人よりはお風呂の入り方は詳しいと思います。
そこで、今回は「3・3・3入浴法」を紹介します。
入浴の後にストレッチをすると、さらに良いですよ!!
お医者さんも推奨しています。

3:3:3入浴法とは
お湯の温度は41℃から42℃と少し熱めに設定します。
このお湯に肩までしっかりと浸かります。3分間浸かったら湯船から出ます。
3分経ったらまた湯船に3分間浸かります。
3分浸かる、3分出るを3回繰り返します。
湯船から出ている間に体を洗ったり、シャンプーをして時間を過ごします。
以上です!

夏の暑い季節は一日中エアコンにあたっていることや、冷たい食べ物やドリンクを摂取することが多いです。
体は思った以上に冷えています。
特に運動不足や冷え症の人がシャワーだけで済ませていると、汗腺の働きが鈍り、汗をかきづらくなり、夏バテや体調不良になることもあると言われています。
夏に冷やした身体の状態から、本格的な寒い冬をむかえる前の秋の季節。
お風呂に入り、体を深部から温めて汗腺を活性化させましょう。
習慣になると、自然といい汗がかけるようになります

石原先生は以下のこともすすめています。
■ 入浴前

入浴中の発汗量を増やすには、事前準備が必要不可欠。

「冷房の影響で体が冷え切ったままお風呂に入るより、入浴前に筋トレや温かい飲み物で内側から体を温めて、体温を上げてから浸かったほうが、汗がたくさん出ます。水分補給しておくことで、入浴中の脱水の予防にもなります」

また就寝90分前に入浴を済ませておくと寝つきが良くなるので、逆算して入浴準備を始めると○。

「スクワット」で筋肉を温める

「全身の約7割の筋肉が下半身に集中しているため、太ももの大きな筋肉を動かすと、全身の筋肉量がアップしやすく、基礎代謝も上がります」。肩幅ほどに足を開き、腰を落とし、1~2秒キープして戻る。30回を目安に。

「ショウガ入り紅茶」で内臓を温める
「ショウガ、紅茶どちらも体を温める陽性食品なので、体を芯から温め、発汗作用が高まります」。温かい紅茶に、すりおろしたショウガ(チューブでも可)を適量入れるだけ。余分な水分を排出でき、むくみ解消にも。

■ 入浴中

3分間熱めのお湯に浸かり、3分間体を冷ますを、3回繰り返すのが3-3-3入浴法のやり方。

「湯船に浸かっている時間はたったの9分間ですが、全身の巡りが良くなり、ドバッと汗が出ます。これを1セット行うだけで、30分のランニングにあたる約300kcalを消費するので、ダイエット効果も!」

毎日湯船に浸かるのが難しい場合は、1日おきでも汗トレになる。

「湯船に3分間」浸かる

熱めのお湯に、肩までゆっくり3分間浸かる。「42度以上のお湯に浸かると、交感神経が優位に働き、汗をかきやすくなります。水圧で体に圧力をかけ一気に血流を良くすることで、自律神経が整い、だるさも改善できます」

体を洗って、「3分間冷ます」

湯船から出て、体や髪を洗いながら体を冷ます。3分後に再び入浴。「汗をかきにくい人もこれを2~3週間続ければ、汗腺が活性化してきます」。のぼせやすい人は、湯船に浸かる時間を短くしたり、半身浴でもOK。

■ 入浴後

「入浴後もしばらくは汗をかくので、すぐにエアコンや扇風機にあたり体を冷やすのは、汗腺が鈍ってしまうので避けるべき。水分補給しながら、湯冷めしないようバスローブなどを着て、自然に汗が引くのを待ちましょう」

汗が引いたら、ストレッチと腹式呼吸を行い、副交感神経のスイッチをオン。くつろいだ状態でベッドに入ると、質の高い睡眠が得られ、目覚めもスッキリ!

「ストレッチ」でむくみ解消

「体が温まって血行が良くなっているので、お風呂上がりは筋肉がほぐれやすく、ストレッチすることでリンパの働きが良くなる」。おすすめは、骨盤まわりをほぐす開脚ストレッチ。女性ホルモンを活性化させる効果も。

心身のバランスが整う「腹式呼吸」

ストレッチ後は腹式呼吸で心身ともにリフレッシュ。「仰向けになり、ひざを立てて、へその下に手を当てます。鼻から息を吸って、口からゆっくり息を吐き切って。これを5~10分続けると、精神が安定します」

太もも痩せをしたい、ウエスト痩せをしたい、体全体をスリムにしたいなどと思い、色々なストレッチを取り入れたいと欲張れば、疲れ果ててしまいますし、入浴中に数々のストレッチをすることが面倒にもなってしまいます。そこでおススメなのが3:3:3入浴法です。めんどくさがりな人でもこれなら続けやすいですよ。

この入浴法を行うことで血の巡りが良くなります。全身の血流が良くなることで体が温まりますし、発汗作用もあります。なんと30分間ジョギングしているのと同じカロリー消費量があるのでダイエット効果も期待できます。長風呂が苦手な人でもこの入浴法なら飽きずに入浴タイムを楽しめるでしょう。

この石原先生が推奨する入浴法が3:3:3入浴法です。以前「ジョブチューン」に出演した際におススメの美容方法として3:3:3入浴法を紹介していました。

季節に関係なく、1年中冷え症に悩む女性は世の中に多くます。冷え性のエキスパートである石原先生が進める入浴法を試せば、徐々に冷え性も改善していくのではないでしょうか。



冷え症に効果抜群!
冷え症は辛いですよね。手足の先端が冷たくなるだけでなく、酷い冷え性になると睡眠不足や腰痛、肩こりなど体調不良を引き起こします。

3:3:3入浴法を行うことで冷え性を改善していきましょう。この入浴法を行うと驚くほど汗が出てきます。体が芯から温まるので、発汗作用もすごいです。入浴法を行った後は体中から汗が次々に出てきますので、タオルでしっかりと汗を拭いた後は水分補給を忘れずに行いましょう。


まとめ
3:3:3入浴法は短時間で湯船に入ったり出たりを繰り返します。半身浴のように長時間お風呂に浸かるわけではないので、仕事に家事にと忙しい人でも取り入れやすいでしょう。

短時間の入浴でも効率よくカロリー消費が行えますし、体も温まるのでダイエット効果に冷え症対策も得られます。お風呂に入っている時間を有効に使うことができます。