首が回らない、後ろを振り向きにくい対処法①

ふと、後ろの物を取ろうとして振り向いたとき、痛ったたたっ!

首を回すのに制限がかかる、可動域が狭くなってきたという人も多いのではないでしょうか!?

今すでに、その状態の人も、これからそうならないようにするためにも、今からしっかり対策していきましょう!

まず、なぜ振り向きにくくなるのか?

ということから。 考えられる理由は2つ。

1.振り向くための筋肉や関節が固まっているから

2.振り向くための神経や筋肉がうまく機能せず、動きが連動しない残念な使い方になっているから 振り向くとき、残念な使い方をしている人は、首だけを動かそうとしているのをよく見かけます。

もしくは、腰だけ無理やりひねっていたりもします。

首だけや腰だけで動くと首や腰に負担が掛かる、痛めやすい使い方になります。

本来は、肩甲骨や鎖骨、肋骨、胸椎なども協力しながら、後ろに向くようになっています。

それが、機能しにくくなっている。

それは、日頃の姿勢の悪さや間違った使い方の習慣の積み重ねのせいが大半です。

猫背など同じ姿勢でずっといると、肩甲骨や肋骨は動きが少ないので、固まってしまいます。

固まること動きにくくなりますね。

それが当たり前になると、動くための神経も働きにくくなります。

使い方を忘れてしまいます。

すると、使わないのでさらに固まっていく→さらに動かなくなるの悪循環!

今、まだ首が回る人も、悪い姿勢を続けていると、いずれ回らなくなる日もくるでしょう・・。

ですので、対策としては2つ!

1.固まっている肩甲骨、鎖骨、肋骨まわりをほぐすこと

2.紹介する連動する動きを反復練習して、神経を目覚めさせること ほぐすことに関しては、マッサージや整体、筋膜リリース、ストレッチなどをしましょう。

別動画でも紹介していきますので、そちらを参考にしてください。

ほぐしてから、対処、予防として3パターンしていきます。

まず、どれくらい、右、左と振り向けるかチェックしましょう!

立位でも座位でも構いません。 (立位なら足は肩幅に拡げつま先は正面、座位なら膝を拳1つ広げます)

まず1つ目 肩を意識して動かします!

まず右側から 右肩(肩関節)をできるだけ上に上げます。

そして、上げたまま後ろに引きます。 引いたまま右肩を下に下げます。

そして、右に振り向きましょう。

どうですか!?

振り向きやすくなったでしょう?

左も同様にしましょう。

次に2つ目 肩甲骨を意識します!

右の肩甲骨ごと(背中側から)をできるだけ上にあげます。

あげたまま、肩甲骨ごと後ろに引きます。そして肩甲骨を下げて、背骨に近づけます。

そして、右に振り向く。 行きやすいでしょう!?

最後3つ目。 鎖骨と肋骨を意識します。 右鎖骨、右の肋骨を中心から丸ごと上げるようなイメージで上に上げます。鎖骨肋骨ごと後ろに引き、下に下げます。そして右に振り向く。

さらに振り向けませんでしたか!?

肩や肩甲骨、鎖骨肋骨が固まっていなければ、スムーズに振り向けるはず。

正しく、肩や肩甲骨、鎖骨、肋骨が振り向く動作に協調できれば、意識しなくても勝手に動いてくれます。

しかし、固まって、使われにくくなっているので、地道に使えるようにするしかないでしょう!

自転車を始めて乗るときと同じで、覚えるまでは、努力しましょう。

覚えてしまえば、楽にできますよ。

1日1回ずつ、この3パターンの動きをしましょう。

振り向くのは身体の基本動作の1つ。基本をしっかり身につけてね。

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