身体が本当に動ける年代は?

身体が本当に動ける年代は?
という質問に面白い回答をしていましたので掲載します。

大体皆さんは、10代の高校の頃や大学の頃か20代が動けるだろうと考えると思います。
確かに、その頃は部活や仕事で疲れても一晩寝れば回復したはずです。また、仕事後に遊んでいても平気だったはずです。
30代になると、寝ても疲れがとれず、仕事・家庭と忙しく、体に支障が出だし、サプリ・栄養ドリンク・薬のお世話になりだします。
肌のくすみやボディラインの衰えも気になりだします。
40代になると、肥満・糖尿病・ガンなどの生活習慣病が心配になり、健康維持のためスポーツクラブや整体に通い、体が疲れる・動かないのは年のせいとあきらめてしまいます。視力や記憶力の衰えも気になりだします。
50代を過ぎると、話題は病気のことばかり・・。常に自分の身体に対する不安を持ち、持病直しに明けくれる毎日。身体は動かなくて当たり前。下手に動いてケガや故障はしたくないと、どんどん消極的になってゆきます。
長い人生のうち、最初の20代がピークが来て、後の60年以上はひたすら下り坂では生きがいがありません。
でもご安心ください。
人間の身体の本当のピークは60代!!
ただし、何もしないで毎日過ごしていては無理な話。
体に必要なトレーニングを続けていると、60代になったときが、頭の働き、身体の動きとも最高の状態になるのです。
10代20代のうちは、ただ体力にまかせて動いているだけで、頭の方の理解力、判断力、集中力が足りません。
身体を動かすということは、スポーツ、武道、歩く、座る、立つなどの日常生活の動きに至るまで、いかにスピードが出せるか、パワーが出せるか、スムーズに動けるかなどを考えられる頭の力がなくてはうまくゆきません。その頭と身体のバランスが最もよく、最高の力が出せるのが60代というわけです。

よく年のせいで身体が動かなくなった、故障が出てきたと言います。それは、身体の使い方が悪くて、無理が重なっただけのこと。使い方さえ間違わなければいつまでも楽に動けます。身体はそんなに衰えるものではありません。

と書いていました。
私は40代なので、60代がどうなるかは、まだわかりませんが、20代と比べて、力は落ちているはずなのに、無理なく力を伝えることはできるようになっています。ケガをしたり、風邪を長引かせることも少なくなってきています。パワーやスピードは落ちているでしょうが、効率のいい身体の使い方やスムーズさ、身体の充実感は増しているのは実感しています。身体を研究して、進化した60代になれるように精進したいと思います。
また、習得した身体の使い方を皆さんに伝授出来ればと思います。