リンパ液に細胞を浸す

 人の体の6~7割は、水分でできています。

その水分の大半を占めているのは、血液・リンパ液です。

血液・リンパ液の循環がよく、各細胞に良い水分が行き

わたることが健康にとって大切です。

(ここで言うリンパ液は組織液を含む)

 

 リンパ液も元々は血液(血漿)の中に含まれています。

心臓から送り出された血液が、毛細血管に辿り着くと、血管

の壁から血漿成分が押し出され、染み出し,細胞の間に広がって

いきます。(ケガしたとき黄色い体液がでるのはリンパ液)

各細胞はこのリンパ液に浸されているのです。細胞はリンパ液

から酸素・栄養分を受け取り、熱・エネルギーを生み、二酸化

炭素・老廃物を排出します。

 血液・リンパ液が滞ると、細胞は酸素・栄養を受け取れない

ので元気がでません。また、動くと必ず出る老廃物がたまるの

で、それが凝りや痛み、酸化、シミ・シワ、疲れを引き起こす

一因になるのです。

 朝起きてだるくても、動きだしたら大丈夫なのは、血液・

リンパ液が流れだして、だるさの原因も流れていくからです。

 その血液・リンパ液を循環させるのが、心臓であり筋肉です。

筋肉が柔らかくて、水分(リンパ液)を吸収できる状態が良い

のです。筋肉が硬いままだと(力入れたまま弛まない)と水分

を筋肉内に吸収しにくくなります。雑巾で言うと、絞ると水が

出ます。でも、絞ったまま力を抜かず、雑巾を水に浸しても

雑巾に水は少ししか吸収されません。絞った雑巾をフワッと

弛めると、水は雑巾に沢山吸収されます。筋肉も同じです。

いかに使った後に、弛めるか!が大切ということです。

 

 悪い姿勢で筋肉を緊張させっぱなし、鍛えてばっかりで

筋肉が硬いままで弛まない、疲れが抜けない、ずっと身体が

思いなどなど、弛んでない人はケアしましょう!

 

 湧泉ではどう弛めるか?

・捻じれて固まっている筋膜をリリースします。

・ストレッチ・筋肉振動・温熱で筋肉に動きをつけます。

・骨盤、関節調整でバランスをよくし筋肉の偏りを減らします。

・経絡、ツボ、整体で、内臓・リンパの流れを促進します。