スマホ・パソコン凝り③

スマホ・パソコン凝りの③です。
パソコンのマウスを動かすときや、スマホを持っているとき、スマホを操作するときではどこに負担が掛かっているでしょう?
人差し指や中指を少し曲げた状態でカチッカチッとマウスを押しますし、親指・小指はつかみ、手首は軽く反らした状態で固めています。
スマホを持つ手も、親指・小指はつかみ手首を固定してますし、操作する手は指で押したり、横や縦に動かしたりしています。
このとき、どうしても手首や肘は固定されます。
この固定の支点となるのは、手首の親指側(橈骨茎状突起)と肘の外側(上腕骨外側上顆)のあたりになります。
ドゥケルバン腱鞘炎やテニス肘がよく発生する場所ですね。
つかむ、指を曲がるという筋肉でいうと屈筋を使っています。
関節を曲げる筋肉を屈筋、関節を伸ばす筋肉を伸筋といいますが、屈筋は動かすときには適しているが、同じ動作を持続的にすることには適していません。

まあ、伸筋も固定して長時間使われると、負担は掛かりますけどね。
結果、疲れやすく、凝りができやすい状態をつくります。
この指が曲がった、手首は反った、肘は曲がった状態で長時間使うことは、筋肉的には適さない不自然なことなのです。
そりゃー身体がおかしくなりますよ。
なので、しっかり指を伸ばす、手首を伸ばす、肘を伸ばす、腕を後ろや上に動かすことを意識的に、作業の合間合間に取り入れることは大事なのです。
バランスをとらずに、パソコンスマホばかりしていると、腱鞘炎・テニス肘・ばね指に近づいていきますよ。
それだけ、不自然なことを日常的にしていることを自覚しましょう。
日々のケアは大事!
疲れが抜けにくいと感じたら、なるべく早く、ストレッチ整体に行く!
疲れを感じてるのに放っておくと、疲れに鈍感になり、次に疲れを感じるときは、めちゃくちゃ大きな疲れになっていますよ。
そうすると、回復力が遅れますし、免疫力も落ちますよ。
早め早めのケアを!