食いしばりによる肩・首こり

首こり、肩こりのお客様は多いのです。

その中でも、近年、食いしばりによって首・肩の緊張が抜けにくいタイプも多い気がします。

場所でいうと、咬筋・側頭筋です。

咬筋は、耳の前下の顎あたりで、噛みしめるとボコッと盛り上がる処にあります。

側頭筋は、耳の上あたりにあり、ここも噛みしめるとピクピク動く処にあります。

この咬筋と側頭筋がガチガチに硬くなっているのです。

あなたはどうですか?

咬筋・側頭筋を自分でゴリゴリほぐしてみてください。

痛ったたたって人は要注意ですね。

硬くなっているということは、食いしばっている時間が長いか強いかで、その筋肉の負荷がありすぎるということです。

考えられるのは、寝ている時は歯ぎしり。

起きている時は、うつむきの姿勢、力を入れる運動、ストレスなど・・。

また、口呼吸になっているときに無意識に食いしばっていることもあるようです。

そして、うつむきの姿勢。

うつむくと歯があたりやすいです。姿勢をよくすると歯の間は空きます。

スマホやパソコン操作のときにはうつむきになり、歯があたりやすいということです。

デジタル口臭っていう言葉も出てきましたが、スマホの時の姿勢は、スマホ首になりやすく、猫背で口呼吸になり、ドライマウス(口の渇き)になり、口臭の原因にもなるということです。

なので、姿勢を正し鼻呼吸を心掛けることが、食いしばりを軽減させる1つの対策になりますね。

そして、硬くなっている筋肉はほぐして弛めましょう。

口を開けながら咬筋をグリグリ、頭皮を上に持ち上げるように側頭筋をマッサージ。

唾液も出やすくなるし、目もパッチリに!

そして、首肩の緊張もフッと抜ける感じがします。