骨の位置感覚

 『骨の役割は体を支えること』

他にも、骨は脳や内臓の保護・血液を作る・カルシウムの貯蔵などの

役割があると言われています。

なかでも、身体を支えるというところに注目します。

 私の今までのイメージとしましては、重力に抵抗して倒れないためには

強い筋肉が必要であると思っていました。抗重力筋という言葉もあるので

そういうイメージになったのだと思います。しかし、姿勢の良い人を観察

していると、筋肉がガチガチに強いわけではありませんでした。むしろ、

柔らかいのです。赤ちゃんや子供は決して強い筋肉があるわけではないのに、

姿勢良く歩いたり座ったりしています。力は入れていない自然な形で。

 まさに、骨を柱として地面に対して垂直に立てることができているのです。

だから、骨を垂直に立てることができれば、骨が支えてくれるので、筋肉が

常に硬くならなくてもいいのです。ただ、姿勢が悪いと、骨で支えられて

いないので、筋肉が骨のように硬くなり支えている人が多いのではないかと

思います。それが、ガチガチの凝りの原因ではないかと思います。

 

どうすればいいか?

骨が柱のように真っすぐ立っていることが、感覚としてわかれば、真っすぐ

でなくなったときに感じることができ修正することができる一歩だと思いま

す。この感覚が鈍くなっているのです。

 感覚も意識して繰り返せば出てきます。

 何をするか?

1.骨の場所を覚える

2.垂直に立つ骨のポジションを覚える

3.骨の位置感覚トレーニングをする

 細かい点はお店にて・・

ちなみに、片足立ちを目を開けてするパターンと、目を閉じてするパターン

ですると、感覚が違うことに気づくはずです。はじめは目を閉じたほうが

奥深い骨の位置感覚がつかみやすいと思います。