顎の引き方 【正しい姿勢を体に刻め】

良い姿勢をしても、気が付けば、姿勢が崩れている・・。

老けて見える・・。

疲れやすい、だるい・・。

肩こり、腰痛、頭痛、眼精疲労がある・・。

などなど、姿勢が悪いことで起こることは、多いですが、 そもそも、なぜ、姿勢が崩れるのか!?

いろいろ理由はありますが、その一つに 「悪い姿勢のほうを、身体が脳が覚えてしまっているから」が考えられます。

悪い姿勢のほうが、良い姿勢よりも多く、身体に刻み込まれているので、悪い姿勢が優位になってしまう。

まあ、悪い姿勢がクセになっているのです。

では、どうしたらいいか!?

正しい姿勢を、どんどん身体に刻みこんで、正しい姿勢が当たり前と身体に思わせるまで、ひたすら、反復するのです。

初めて、自転車に乗ったときも、ボールを投げるときも、ぎこちなくて、できなかったと思います。

それを、何度も何度も何度でも何度でも繰り返して、できるようになったのではないでしょうか!

姿勢もできていないのなら同じです。

何度でも何度でも、繰り返していきましょう。

そこで、正しい姿勢ですが、今回は「顎の引き方」です。

”顎を引きなさい”とよく言われますが、けっこう、引き過ぎている人がいます。

顎を引きすぎると、気道が狭まり、窮屈になります。変に身体に力が入り、かえって固くなりますし、呼吸が深くできません。

呼吸が浅く、身体が固くなるのは、正しい姿勢ではありません!! さて、やり方ですが・・、まずは 猫背や巻き肩などの悪い姿勢を横から見ると・・ 顎や首は前に出ていて、胸や背中は後ろに出ています。

なので、顎と首を後ろに、背中・胸を前に持っていき、頭を胸と肩甲骨の上に載せる感覚を磨きます。

そのために、悪い姿勢で縮んでいる「下顎から喉の中央、胸骨、鳩尾のライン」を、伸ばしていきます。

それで、気道を拡げます。

そのラインを指でなぞります。(そこを伸ばすぞと身体に意識させる) 指でなぞりながら、なぞった順に前に上に伸ばしていきます。

すると、下顎は天井を向き、胸・鳩尾は前に出た状態になります。

この、首の前、胸の状態が、良い状態(呼吸ができる)なので、その状態のまま、顎だけを引きます。

耳(乳様突起)を天井に引き上げるように、顎を引きます。

そして、小鼻・上顎を耳の穴と平行になるように、上顎を引きます(下顎ではなしに)。

(下顎の下が窮屈にならないようになるにはを考えましょう)

感覚がわかるまでは、鏡をみながら、平行かどうか、胸より頭が出てないかどうかチェックしながらしましょう。

顎を引いて胸が前に出る感覚、頭がカッシーンとはまり安定する感覚が出てきたら、 呼吸が深くできて、変に力が入ってない姿勢ができたらOK.

何回も繰り返して、習得していきましょう。

こつをつかむにはコツコツとですよ。

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(関連動画)

・簡単猫背リセット法  https://studio.youtube.com/video/esKVN9cixWw/edit

・正しい姿勢を胸郭から  https://studio.youtube.com/video/tZ_pSt8CZv8/edit