耳の調整で腎臓ケア

アンチエイジング!老化予防に腎臓のケアを!

腎臓には、体の中の水分(血液)の量、質を調整する大事な役割があります。

身体の中の潤い状態がよくないと、見た目も中身も乾いて老けていくのはイメージできるかと思います。

そんな腎臓はいろんな場所に影響を与えますし、いろんな場所でケアすることもできます。

そのなかでも、耳をみてみましょう。

 

東洋医学では、耳は腎臓と関係が深いと言われています。

形を見ても、耳と腎臓は形がよく似ていて、相似性があるものは、何らかの関連性がある!というのは、体の不思議でよくあることなんです。

整体でも、耳の調整点は腎臓の調整点、逆もしかりで、耳の関連するところで腎臓疲れを調整することもあります。

腎臓は、冷えが苦手で冬に縮こまりやすいので、しっかり冬の前に調整をしましょう!

ということを言ってましたが、

今や夏でもエアコンや冷たいものの過剰摂取で身体は冷やされ、夏でも冷えて腎臓に負担がかかっています。

また腎臓は、高い湿度のとき、湿気が皮膚を覆って汗が出にくくなります。それは発汗しにくくなると、熱の発散がしづらく体はだるく、足はほてります。これは、腎臓が疲れている典型的な状態です。また腎臓が未発達の子供は高温多湿時に中耳炎を起こしやすいそうです。腎臓が弱い人は湿気が多いと不調になるようです。なので、冬だけでなく、梅雨から夏にかけても腎臓のケアは必要ですね。

まずは耳をほぐします。

耳殻をつまみ引っ張ります。耳(腎)が縮んでいる人は痛いかも。

耳の上から下までつまんで引っ張る。耳を顔から引き離すように引っ張りましょう。

3分ほどほぐすと、耳はもちろん首から背中にかけて温かくのるのを感じるでしょう。

また、整体では、耳は頸椎4番、顎関節、後頭部と関連性があり調整点でもあります。実際に後頭部や顎、歯の歪みや痛みが耳に影響している人は多く見られます。

耳の上ラインを後頭部に向けて指3,4本たどると、凹んでいるところがあります。

右、左で凹んでいる方を特にしましょう。

そこに指を当てジワーッと指圧するか、トントンと軽く指先で100回叩くかします。

そして、あくびをします。あくびで口を大きく開けてゆるめると、頸椎4番の調整になります。それが耳の腎臓の調整につながります。あくびがでないときは、あくびをするつもりで、大きく疑似あくびをするだけでもいいですよ。

(虫歯の人や歯槽膿漏の人は、まずそれを治しましょうね。腎臓や耳のために。)