逆流性食道炎

新国民病とも言われ、日本では3人に1人は逆流性食道炎になっているそうです。

しかし、常に痛いわけではないパターンが多いので、放置している方が多いのでは・・。

そもそも、逆流性食道炎とは、胃酸が食道に逆流して炎症などを起こすことを言います。

症状として、胃もたれ・胸やけ・胃がムカムカする・お腹が張る・不快感などがあります。

また、胃酸は液体状なので、もっと上に上がると、食道炎・口内炎・中耳炎・副鼻腔炎・咽頭炎・歯が溶けるなどにも影響するようです。

口内炎も関係するかもしれないのは、ビックリですね。

通常、胃と食道の境目には、下部食道括約筋があり、しまっています。

また、胃酸は胃の中にあるもので、胃は胃酸から守るバリアがありますが、食道にはありません。

胃酸は肉や魚などを溶かし消化するための強力な酸です。

それが、何らかの影響で、括約筋がゆるんで、胃液(胃酸)が食道へ上がってしまうのです。

食道はバリアがないので、炎症を起こし、それが、繰り返されると、ガンのリスクもあるようです。

原因としては、食の欧米化、暴飲暴食、辛い物をよく食べる、肥満、ストレスが多い、食べてすぐ運動・歌・入浴、猫背の姿勢、右を下にして寝る・・・・などです。

過剰に胃酸が出る、胃酸が上に上がりやすい生活習慣の例です。

すでに、逆流性食道炎の人はもちろん、上記の生活をしている人は生活習慣を考えなおす必要はあるでしょう。

対策としては、上記と逆のことをする、そして、横隔膜を柔軟にすることです。

食前に、腹式呼吸をする!

(足は肩幅、背筋は伸ばし、頭の後ろで手を組み、ゆっくり息を吸いながらお腹を膨らます、息を吐きながら腕と踵を真上に上げる×10)

胃への負担は増えています。

猫背の人、食の乱れている人、ストレス過多の人!

しっかりケアしましょう!