私は、どちらかというと慎重派で頭でじっくり考えてから行動するタイプです。
失敗をしたくない!とか、一歩踏み出す勇気が足りない部分はあるのだと思います。
しかし、頭であれこれ考えて悩んだのに、実際に行動してみたら、意外と簡単にできたり、全然対策通りにはならないこともあったりして、行動しないと見えてこないことは、多々ありました。
そこで、参考になった考え方として、
身体論の両義性(2つの意味がある)という考えがあります。
例えば、右手で左手を握ります。このとき、右手は脳から握れと意識から命令を受けてコントロールして握る行動をしています。
しかし、左手は握られたと感じているが、脳から意識からのコントロールではできていません。
他の例えとしては、ピアノを覚えるとき、はじめはぎこちない動きで、意識から身体に命令を出して指を動かしています。
しかし、練習を重ねると、意識から命令されなくても、勝手に指が動くようになる ⇒ 身体は意識とつながっていない
ボールの投げ方でも、パソコンのキーボードでも、はじめはぎこちないのに、何回もすると、勝手に身体が覚えているということは経験されたことと思います。
意識から身体を動かす だけではなく 『身体から意識も動く!!』ということです。
だるいなぁと思っていても、軽い運動したら、なんだかやる気がでてきたりします。
しんどい時は、しんどい姿勢をしています。逆に元気なときは、身体も元気な姿勢になっています。
つまらない顔をしていたら、何をしてもつまらなくなります。
笑顔でいると、自分も周りも笑顔が広がっていきますよね。
『まず、行動してみる!』 『考えでばかりでなく体を動かす』 『思う前に何かする』
これは、慎重派で頭でっかちになりがちな私みたいな人にはいい言葉です。
結構、なんでもっと早く行動しなかったんだろうと思うときがあります。
また、身体を動かすことによって、前向きな意識に変わった気がします。
身体を良い姿勢に変えることによって、悩んでいた肩こり、頭痛もよくなりました。
頭(ストレス)から生み出す病は、たくさんあるものだと私は思います。
頭で考える、意識することも もちろん必要ですが、それに偏りすぎずに、身体から変えていくこと、行動から始めることも大事ですよ!