足裏アーチ講座の②です。
前回の①では、足裏アーチをつくるためのラインの説明をしました。
足裏アーチ講座① https://youtu.be/43HEZZoz2Oo
今回は、もう少し詳しくしていきます。
まずは、一般的に言われている足裏アーチの理解から!
足裏の3点(踵、母指球、小趾球)を結んだ線に3つのアーチがあります。
踵~母指球のラインは内側縦アーチ、踵~小趾球ラインは外側縦アーチ、母指球~小趾球ラインは横のアーチと呼ばれています。 それらの3つのアーチがあることで、身体の重みや地面からの反発の大きな力を分散・吸収してくれて、身体の負担軽減をし、またアーチをバネのように働かせて、推進力に変える働きができます。
足裏アーチのおかげで、立ったり、歩いたり、ジャンプしたりとスムーズに長時間でもできるようになったといっても過言ではないでしょう。
ただ、今はその人類が4足から2足に進化して、手に入れた足裏アーチが崩れてしまっている人が増えている様子・・・。
それでは、せっかくのアーチの機能が発揮できません。
立つ、歩く、踏ん張るときなど、足裏に掛かる力が、分散吸収されないので、その負担が足首や膝、股関節、腰などに掛かってしまう。
痛めやすくなってしまうし、余分に力を使うので、疲れやすくなってしまいます。
アーチが崩れるので、偏平足や外反母趾、内反小趾、浮き趾、タコ、ウオノメ、巻き爪、O脚、X脚、骨盤の歪み、猫背にもつながっていきます。
では、どういうときにアーチが機能発揮され、どういうときにアーチが崩れやすいのか??
それは、3つの足裏アーチの頂点に真っすぐ力が乗ったときに機能発揮され、ズレて力が乗ると崩れやすい!
ということです。
では、その頂点はどこじゃ?
それは、『距骨』じゃ!
距骨に真っすぐ体重の力を載せよう!
距骨は脛骨と踵骨の間にあります。
内踝・外踝の指1本分下にあります。
この距骨の上に、スネの骨(脛骨)を真っすぐ載せるのです!
脛骨が真っすぐでなく、内に倒れたら・・・内側縦アーチが崩れますね。
脛骨が外に倒れたら・・・外側縦アーチが崩れます。
脛骨が前に倒れたら・・・横のアーチが崩れます。
なので、距骨の上に脛骨を真っすぐ載せる、そして①でしたライン合わせをすること!
これがアーチづくりの大事なこと。
でも、なかなか距骨、脛骨の場所の理解、実際の位置感覚がない人も多いです。
今の足の状態が、真っすぐか、そうでないかもわかってないでしょう。
なので、自分の距骨、脛骨の正確な位置を脳で体で認識させることをしましょう。
現状把握ができてないとケアをしても、効果はうすいですよ。
認識させるには、脛骨・距骨を擦ること、軽く叩くこと、動かすことです。
骨の画像を見て脳で理解させ、触れて手で骨で感覚で理解していく。
そうすると、自分の脛骨、距骨の位置感覚が育ってきます。
すると、真っすぐなのか、ズレているのかが、わかるようになってきます。
それが、アーチが崩れる立ち方、動き方なのか、アーチを活かす立ち方、動き方なのかを感じる力になります。
すると、修正能力が育ち、ズレても改善しやすい身体へと育つのです。
たがが、擦る叩くで、位置を認識するだけ・・・ですが、実はすごーーーーーー
く大事 #足裏アーチ#横のアーチ#距骨#脛骨#位置感覚