「腑に落ちる」という言葉があります。
そうそう!それそれ!!
と、スコーンと納得したときに、心から共感したときに、使われる言葉ですよね。
しかし、何で「腑」なのでしょうか?
私も、考えや感情の表現なのに、なぜ、腑という、お腹(内臓)が関係するの? と疑問を抱いていました。
しかししかし、整体を勉強していくにつれて、身体と心というのは、深くむすびついているな!
これは、切っても切り離せないなと感じるようになってきました。
そう、心の状態は身体に現れるし、身体の状態は心に影響するのです。
それを、昔の方は、実際に体で感じて表現していたのでしょう。
疲れているときは、疲れている姿勢をしていますね。
顎は前に出て上がり、背中は丸めています。
逆に、姿勢をシャンとしたとき、疲れた!
とはなりませんよね。
悲しいときは、悲しい姿勢、身体の状態になります。
悲しみをとめようと思ったら、感情からよりかは、身体を変えてのほうが悲しみは消えやすいですよね
。 こういう身体と心の結びつきを理解していくと、健康に快適に生活するヒントが増えていきます。
そして、そのことは、昔からある「言葉」のなかにもたくさん表現として残っています。
言葉を改めて見直すと、なるほど!と思うことは多いですよ。
なので、言葉からも身体のことを考えるきっかけをいただきましょう!!
#腑に落ちる#腑に落ちない#身体と心#言葉から学ぶ
また、現代の言葉でもそういう心と体をうまく言葉で表現している方もいますね。
ミスターチルドレンは尊敬する方は多いと思いますが、私もその一人です。
曲もいいですが、歌詞に関心させられますね。
例えば、「himawari(ひまわり)」の歌詞の一部 諦めること
妥協すること 誰かにあわせて生きること 考えている風でいて 実はそんなに深く考えていやしないこと 思い飲み込む美学と 自分に言いくるめて 実際は面倒くさいことから逃げるようにして 邪にただ生きている だから 透き通るほどまっすぐに 明日へ漕ぎ出す君をみて まぶしくて きれいで 苦しくなる
すごいですね!
納得していないことを無理やり飲み込んで、それでいいんだと自分に言い聞かせているけど、自分に正直に生きる人を見ると、うらやましいな・自分は苦しいなと腑に落ちない自分に気づかされるとも、私は解釈しました。(解釈の仕方はいろいろあるとは思います。)