腎臓ケア・活性化 その2

腎臓ケア・活性化法その2です!

その1では、腎臓は冬が苦手である・老化と関係性がある・・という東洋医学的観点の一部の話をしました。

・腎臓ケア その1  https://www.youtube.com/watch?v=N8klbNjwZ0Q

その2でも、腎臓の大切な役目はたくさんありますので、その一部の説明からはじめます。

腎臓の役割は、なんといっても「尿をつくること」が有名ですね。

腎臓のなかには、糸球体といって、約100万個ずつフィルターのようなものが備わっています。

そこには、1㎜の10万分の1の大きさの小さい穴が開いているようで、そこで血液を濾過しています

。不要なものと必要なものに仕分けをするのです。

この段階では、必要な赤血球とたんぱく質を残した血液と水分・ミネラル・老廃物などの尿の元とに分けています。

その尿の元は原尿といいますが、1日約150ℓ作り出されます。原尿の中にも、まだ身体にとって不要なもの(老廃物、過剰な水分、その他物質)と必要なもの(水分、糖分、ミネラル、アミノ酸など)があります。そこで、尿細管で必要な物は再吸収され血液に戻されて、約1.5ℓの尿に濃縮され、排出されるのです。

まさに、血液の浄化工場やーーですね。 この腎臓の役割により、体液を一定に保っているのです

だから、血中に糖分が多い、水分が多い、カルシウムが少ない・・などの、体液バランスの崩れは、腎臓機能衰えの1つのサインですね。

なぜ、腎臓機能が衰えるのか?? 年齢のせい!?

まぁ、それもありますが、やはり、日々の生活習慣の乱れの影響が大きいようです。

代表的な物は、糖尿病・高血圧と言われています。 糖尿病は、血中の過剰な糖分が、血管を傷つけやすくします。

腎臓の糸球体の血管も傷つけてしまうと、フィルターの網目がつぶれたり穴が大きくなったりして、濾過機能が低下してしまいます。

高血圧は、心臓から勢いよく血液を流すので、糸球体への流れ込む血液の勢いも強く、血管を傷つけ、濾過機能が低下する・・ということです。

糸球体が傷つくと、穴は大きくなり、たんぱく質がせきどめられなくなります。それが、尿に出て、いわゆる、たんぱく尿になります。尿が泡立ったり、泡がなかなか消えない現象のやつですね。

また。そうなると、血中のたんぱく質の量が少なくなります。

血中のたんぱくは、水分保持する役目もあり、少なくなると、血管外に水分が漏れ出てしまい、「むくみ」の要因に・・。

常習化しているむくみは、腎臓機能の衰えかもしれないですね。

そして、症状が進行すると、余分な老廃物も尿で排出できにくくなっていきます。

老廃物・毒素が体中を巡り、尿毒症・意識障害・認知症・脳梗塞・心筋梗塞・腎不全と生命を脅かす症状へと・・・。

それくらい、腎臓は身体の中でも最重要な臓器なのです。 また、一度失った機能は再生しないと言われています。 なおさら、元気なうちに、ケア・活性化したほうがいいですね!! 今回は、腎臓のツボ!!

腎兪と志室を使って、ケア活性化していきます!

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