その3では、5つのツボを使って胃の調整をする方法です。
東洋医学の考えのなかには、胃の経絡というものがあります。
気・血の通り道と言われています。
その胃の気血の通り道・経絡上にツボが45個あります。
顔~首~胸・腹~大腿前面~スネ~趾まで分布しています。
そのなかで5個、趾~足首までのツボを紹介します。
1つ目・・れいだ 場所・・足の人差し指(第2趾)爪の生え際外側(第3趾側)
効果・・胃腸の働きをととのえる、水の巡りをよくする、花粉症・・
2つ目・・内庭(ないてい)
場所・・第2趾と第3趾の間の水かき部分 第2趾側
効果・・胃経の熱をとりのぞく、鎮痛作用、目の充血、歯の痛み、胃痛、腹痛、乗り物酔い、二日酔い・・
3つ目・・陥谷(かんこく)
場所・・内庭から第2趾第3関節を乗り越えた凹み、第2中足骨・第2中足骨の間
効果・・粘膜の状態の改善、目・鼻・口・胃粘膜、むくみ、上瞼下垂、だるさ、頭痛・・
4つ目・・衝陽(しょうよう)
場所・・第2中足骨底部と中間楔状骨の間、陥谷から足首に溝を上がり指が止まるところ
効果・・ストレス、食欲不振、足の冷え、足の腫れ、胃炎、朝の顔のむくみ、目の不調、リウマチ
5つ目・・解谿(かいけい)
場所・・足関節の前面中央、腱と腱の間、足首背屈時の横シワの中央
効果・・胃の不調、腹の張り、便秘、足の捻挫、目の充血、足のむくみ、足の腫れ
以上の5つの胃のツボを刺激していきます。
暴飲暴食をしたり、偏食・過食・無理なダイエットをしたり、ストレスをためて緊張が抜けずに交感神経が緊張状態であったり、猫背など姿勢が悪く胃を圧迫していたり・・けっこう、胃に負担をかけたまま休ませていない人は多いのではないでしょうか?
胃も自分の身体の一部です。
ケアをして、お疲れ様!いつもありがとう!!といたわる・思いやることが、胃に元気に働いてもらうには大切なこと!!
せっかく、身体にいいもの、高級食材を食べても、胃が働かないと、身になりませんよ!!