菱形筋
『肩こり』や『姿勢改善』のときに、注目する筋肉の一つです。
肩甲骨と背骨に付着している筋肉なのですが、働きとしては
肩甲骨を引き寄せる作用などがあります。
また、肩甲骨の位置を決める役割もあり、身体を反らしたり
捻じったりする動きのコントロールもしています。背筋を
伸ばし、姿勢を保つこともしています。
僧帽筋の内側(インナーマッスル)にある筋肉で、菱形筋が
硬くなると、“芯まで凝って重苦しい”肩こりになりやすいです。
菱形筋が弱ると、肩甲骨が外転(外に広がり)、巻き肩に
なり(肩関節内旋)、猫背へと姿勢が変化していきます。
菱形筋を強化・柔軟にすることは、肩こり・姿勢改善へと
つながる1つの方法であるということです。
まずは、凝り固まっている菱形筋に動きをつけてみましょう。
・手を後ろで組み、肩甲骨を寄せて、首を反らして
腕を斜め下に伸ばし15秒
・腕を前に伸ばし手を組み、背中を丸め、頭を腕の中に
入れるように肩甲骨を広げ15秒
上記を3~4回繰り返しましょう!