筋膜の理解が凝り・痛み解決へのヒントに

 体を支えるのは『骨』ということをブログでお伝えしました。
もう少し、詳しく言うと、骨だけでバランスを保ち支えることは
難しいのです。そこで登場するのが『筋膜』です。筋膜が張力を
もって支えることでバランスを保てるのです。
筋膜がシワやたるまずに張っていることが大事なんですね。

筋膜は、筋肉はもちろん内臓や骨など全身を包み込んでいる膜です。
筋膜がなければ、骨・筋肉・内臓などが落ちてしまいます。筋膜に
よって人という塊が存在できるんですね。
筋膜の特徴として、連続性があります。例えば、肩・腕と筋肉を筋膜
が包んでいますが、隣り合う筋膜は直接筋膜同士がつながっています。
腕を動かすと肩も動くという連続性が筋膜のおかげでできるわけです。

ただ、筋膜はたるんだり、しわができたりすると癒着してしまうことも
あります。偏った姿勢や動きで筋肉の硬直・アンバランスな緊張が
続いている時。運動不足で刺激が入ってこない時にその傾向があります。
癒着すると、筋肉が伸びにくくなり、アンバランスな姿勢で体を支える
ことになります。その姿勢がまた筋膜のたるみをつくり、癒着して、
体が伸びにくくなるの悪循環に!

だから、癒着している筋膜をリリースして、筋肉・筋膜などがスムーズに
動き、バランスよく支えれるようにすることがポイントになるんですね。

『筋膜』ということで、最近は情報も多く出てますので、注目して意識
してみましょう。凝り・痛みの脱却へのヒントになると思います。