木の芽どき

1つの考え方として、参考になればと思います。

”不安からくる病” って多いと思います。

【病は気から】という言葉があるように、病気⇒知らない⇒怖い⇒ストレス⇒気の停滞⇒病を後押しの悪循環はあると思います。

それを、自然の摂理や環境と体の変化などの身体の仕組みを知ることにより、気からくる病は防げることがは多いでしょう。

そうすると、それ以外の重篤な病に、お医者さんも、もっと専念することができ、医療費も増えることは少なくなるのではないかと・・。

例えば、木の目どきの春の季節!

体調をこわしやすいと昔から言われています。

なぜか?

冬は寒いので、気や血、熱はなるべく内へ内へ閉じ込めようとします。

それは、外(体表面)に向かうと、寒さに熱を奪われ、消耗してしまうからです。

冬には植物は葉を落とすのも、動物が冬眠するのも、(食べ物が少ないのもありますが)寒さから身をまもるためです。

そして、春になると、自然も陽気になり、植物は芽が出て、虫たちも活動しはじめます。

人の身体も、気・血が動き出し、上へ外へと流れだします。

冬から春の身体に変わろうとしているのです。

しかし、急には気・血の巡りがうまくいかず、上へ行ったまま頭でつっかえてしまうことが出てきます。

それが、頭がぼーーっとしたり・イライラ・くよくよ・血圧上昇、不眠などにつながります。これに、乾燥が加わると、花粉症・肌荒れ・ドライアイなどにもつながっていきます。

なので、春は、気・血・熱が上(頭)に行き過ぎて、症状がでやすくなる。だから、気・血・熱の循環を足や手など全身に循環させていくことが解決策の1つになる・・ということです。

しっかり、足をほぐして伸ばし、下半身中心の運動をすること。足に血液・熱を下げて、上に行き過ぎた気血をバランスよくすること!これが、上記症状の解決策です。

すると、身体が生き活きと細胞が活性化して、春に順応する体へと導きやすくなるのです。

上記症状が出たら、下半身を動かす、ほぐす、温める(足湯)もいいですよ。