「小股の切れ上がったいい女」
という言葉が昔からあります。
意味としては、女性のすらりとした粋なからだつき、とあります。
具体的に、"小股”とは、
足の親指と人差し指の間を指します。
その他に
・うなじ
・切れ長な目
・股の付近
・スネから膝頭
・アキレス腱
など諸説あるようですが、私は親指と人差し指の間説で考えます。
下駄の鼻緒が白足袋を裂いている姿が粋に色っぽく見えるから?ではないかと言われています。
下駄の鼻緒を足の指でつかむということはどういうことか?
これは、足指の機能をつかえている。しっかり足裏全体で地面をつかめることができる安定した足であるということです。
安定した足は、しっかりとした腰をつくります。しっかりとした腰は丈夫な内臓をつくり、丈夫な赤ちゃんが産むことができます。
なので、昔は見た目プラス内面からも美しく健康的なことを指して言っていたのでしょう。
さて、みなさんは足の指で握る・掴む、足の親指と人差し指ではさむ力はありますか?
姿勢の安定には必要な力です。
足指でグーパー、足指で物をつかむという動きを1日のうち1回でもしていきましょう!