冷え性

今年の冬は、寒暖差が激しく、冬の身体になれずに、普通以上に冷える!って人も多いようですね。

冬の身体とは、毛穴や身体を引き締めて、寒い外気に体温が奪われないように、体温キープできるようにすることです。

逆に夏の身体は、毛穴を開き身体をゆるめて、体温を放出して、体温をキープできるようにすることです。

それが、この冬は身体が切り替われずに、体温を放出させてしまい、冷えてしまうのです。

そんな冷え性にも、いろんなタイプがあると発表されています。

大きく分けて、4つ

1.下半身型冷え性(50.7%)

2.四肢末端型冷え性(9%)

3.内蔵型冷え性(10.4%)

4.全身型冷え性(4.5%)

残りの25.4%は上記の4つのなかの複合、混合型になります。

 

では、簡単なチェックを5つしてみましょう!(当てはまる数字に〇を)

①普段の手足の冷え具合は?

1.手は温かい足は冷える 2.手も足も冷える 3.手も足も温かい 4.手も足も冷たいと言われる

②普段の汗の掻きかたは?

1.顔・上半身に掻きやすい 2.あまり掻かない 3.全身に掻きやすい 4.ほとんど掻かない

③普段の食事の摂取量は?

1.ふつう 2.少なめ 3.多め 4.気持ち少なめ

④最も冷えを感じる部位は?

1.足やふくらはぎ 2.手と足の指 3.下腹部や二の腕 4.全身

⑤冷えのほかに起こりやすい症状は?

1.顔がほてる 2.腹痛、頭痛 3.おなかにガス 4.寒気

 

いかがでしょうか?

1が多いと下半身型、2が多いと四肢末端型、3が多いと内蔵型、4が多いと全身型です

1の特徴として、上半身に血流が集中しやすく、頭がのぼせやすい。汗が止まらない。足湯などで足元を温めても熱は頭にいってしまう。お尻の筋肉のコリが原因かも・・。座りっぱなしやお尻で踏ん張ることが多い人は、お尻の梨状筋付近をほぐしストレッチしましょう。また、ふくらはぎの内側、太ももの外側などもほぐしましょう。そして、足腰をよく動かしましょう。

2の特徴としては、指先が冷える、シビレや頭痛もある、靴下を履いても温まらない、熱エネルギーが少ないダイエットや食事制限をしている、体温を下げないように脳が過剰に末端の血管をしめている(中心部の熱を守るため)(掌・足裏は熱放出するとこ)。胴体を温めて、脳に体温逃がしても大丈夫と思わせると末端が温まります。エネルギー少ない人はしっかり栄養を摂りましょう。あと、長袖の服を着て熱が逃げにくい服装を。足の甲や手の甲の骨と骨の間を拡げましょう。

3は熱を放出しすぎのタイプです。逆に芯の体温は下がっています。身体の表面は温かいのに。またお腹がハリやすい、アレルギーの人にも多いようです。交感神経(血流を司る神経)が弱い傾向があります。仙骨を温めましょう。有酸素運動、体幹トレーニングをしましょう。またバランスのよい食事を心掛けましょう。

4は体温保持力が低下しているかも。昼夜逆転生活、運動不足の方に多いようです。食事、運動で熱を生む。規則正し生活を心掛けましょう。

簡単なことだけの紹介になりますが、冷え性にもタイプがあることを、まず知ることが大事です。

自分がどのタイプなのか!これは、タイプも生活習慣などで変わってきますので、定期的にチェックし、対策をしていきましょう。(詳しくは伊藤剛先生の本などを参考に!)