内臓の移動

  ”下腹ぽっこり”

 ストレッチ整体湧泉では、この状態を

「内臓下垂」「骨盤角度の歪み」「浅呼吸」

とみます。

 本来、内臓は呼吸とともに(横隔膜の動き)上下に

動きます。しかし、不良姿勢が続き、正しく呼吸でき

ずに内臓が下がったままの状態になるのです。

 インスタでもお知らせしてるように、下腹を両手で

おさえ、背中側に凹ませ上に少し持ち上げると、胸が

ふくらむと思います。これは、下がっていた内臓が肋骨

のなかに潜りこみ、肋骨が膨らんだ状態です。

 そう、猫背・巻き肩でお腹が縮んで硬くなり、お腹が

伸びにくくなっているのです。さらにお腹を凹ませる力

も弱くなり、内臓は後ろは背骨があるし、上は硬くて行き

場がないから、下の前に出てくるのです。

 当然、内臓が本来の位置より前の下に引っ張られるので

腰が引っ張られ腰痛に。内臓の動きはよくないので、代謝

や腸の動きも不活性に。肋骨が拡がりにくいので、酸欠状態

に。

 下腹ぽっこりでかわいい~って言ってる場合ではないですね。

お腹を柔らかくして、姿勢と骨盤の角度を正して、下腹を凹ま

せる力をつけましょう!これが定着すると姿勢の安定感がでて

きますよ。