新型コロナウイルスによる影響の1つ 「マスク頭痛」。
生活スタイルの変化にともなう、身体の変化ですね。
こういう自然なことや、見えないウイルスのことは避けることができないので、変化による体への影響をしっかり理解して、その都度対処していくことが、その時その時代を快適に生き抜く術だと思います。
健康は自分自身のこと! 自分が身体の一番の理解者、他人の痛みは実際は、なかなかわからないです。
人任せにするのではなく、しっかり自分自身で健康を築きあげていきましょう!
マスク頭痛という言葉ができました。
考えられる原因は4つ。
1:酸素不足
マスクが仕切りとなり、吸い込む空気量が減ります。呼吸のしにくさはありますね。マスクをしていると、自分の吐いた息(呼気)を再度吸ってしまいます。その息は酸素は通常の87%・二酸化炭素は通常の約30倍と言われています。すると、血中酸素は少なくなり、二酸化炭素が増えます。すると、より多くの酸素を体内に供給できるように血管が拡張します。それが、脳内の血管拡張につながり、神経を刺激して頭痛になるとのこと。
2:蒸し暑さ
マスク内の温度は上昇します。また、湿度も高いです。ちょっとしたサウナ状態です。湿度が高いと、喉の渇きに気づきにくいのとマスクをはずすのが面倒で水分補給の回数が減りがちに。すると、血液はドロドロになりやすく暑さと湿気も後押しして頭痛に。
3:マスク・紐が負担
マスクの紐が耳を前に、微力ですが引っ張り続けています。それは、頭を外から圧迫・引っ張ることにもなります。また、口や顎も微力ですが押さえつけられています。顎の動きは制限され、表情筋も使いにくくなり、筋肉は凝り固まり、それが首肩へとつながり、首肩こりへ・・そして頭痛に
4:ストレス
息苦しさ、不快感、肌荒れ、コミュニケーションとりにくい・・など、ストレスがたまります。ストレスが積み重なり頭痛へ 対策としてはマスクをはずすことが一番です!
が、なかなかそうはいかない人は、せめて、水分補給を理由に30分に1回はマスクをはずし、水を飲む機会をつくること。
マスクをはずせる人は、顎を大きく動かしましょう。
アイーンと下顎を出し、出したまま下顎を左右に動かす。
「あ」の口で大きく開ける。 咬筋、側頭筋をマッサージする。
深呼吸をして酸素を体内にとりこむ。
前に引っ張られた耳を後ろにまわしほぐす。
首肩のストレッチをする。(今までの動画を参考に)
一時的ですが、血管拡張の頭痛の場合、少し甘いものを摂取する。
などなどの方法がいいと言われています。
マスクをすることで、制限されている顎、耳、口を開放し、それにつながる首、肩をよくほぐして、身体がバランスがとれるように調整しましょう!
#マスク頭痛