パソコン・スマホ凝り②

長時間、パソコンやスマホを使っていると、あらゆる不調がでてきている人が多いです。

首・肩こりはもちろん、腱鞘炎、テニス肘と似た症状、40肩、腰痛、ストレートネック、頭痛、視力低下、顎関節症などなどがあげられます。

画面を見つめたまま、同じ姿勢を続けることが、おおいに関係していると思われます。

指先手先を細かく長い時間動かし続けていることによる凝り、指先手先を細かく動かすために手首・肘・肩を固定し続けることでできる凝り、背中を丸め頭・首を前に出す姿勢を続けることでできる凝りなどが考えられますね。

関節を動かしながら筋肉を使うよりも、関節の動きが少なく筋肉を使う方が負荷が掛かりやすいのはイメージできるでしょうか。さらに、筋肉が伸ばされながらも収縮するほうが、負荷が掛かるのもわかるでしょうか?

腹筋運動でも、身体を起こすほうに力を入れてするより、身体を途中で止めてそこで耐える腹筋運動のほうがきついですい、逆に身体をゆっくり倒していきながら腹筋に力をいれていくほうがつらいと思います。

スロトレもそういう原理なのでしょう。

スマホ・パソコン姿勢の背中・肩の後ろは、頭や腕が前に倒れるのを持ち上げようと常に力が入っています。

筋肉が伸ばされながらも力が入っている・・という負担が掛かることをしているのです。

短時間であれば、効率のいい負荷の掛かる運動なのですが、長時間となると、そりゃー大変ですよ。

頭ってけっこう重たいですからね(体重の10分の1)。

こういう、身体を動かさずに凝るタイプは、私の経験上、筋肉の中腹をほぐすよりも、筋肉の端の方を刺激したほうがほぐれやすいことが多く感じます。

例えば、肩がこる筋肉の代表・僧帽筋をみても、肩の上の所よりも、僧帽筋の端のほうの、後頭骨や肩甲骨近くを刺激したほうが早くほぐれ、長持ちしやすいことが多いです。

もちろん、ほぐし方があるのですが、むやみに、筋肉の真ん中のほうをグリグリはしないほうがいいですよ。

その時は気持ちよくても、余計に緊張が抜けにくくなることがありますので・・・。

まぁ、そんな現代病とも言えるスマホ・パソコン凝り!

ひどくならないうちに、ストレッチ整体にGO!

セルフケアなど質問があればお応えしてますので、気楽にご来店ください。