ツボ紹介シリーズ!!
今回は、雲門(うんもん)と中府(ちゅうふ)のツボです。
首・肩こり、五十肩、猫背改善などにいいと言われているツボですが、東洋医学では、肺の経絡上にあるツボです。
場所は、雲門のツボは、鎖骨の外側の下際にある凹み。烏口突起があるのですが、その内縁にあります。
中府のツボは、雲門から2㎝下方の処にあります。
言われている効果効能ですが、肺の経絡上にありますので、 ここでいう肺とは、臓器としての肺機能はもちろんですが、他にも大腸や皮膚、呼吸や水分コントロール機能も含まれています。
なので、肺・呼吸器系に関する(咳・喉の痛み・鼻水・鼻づまり・花粉症・喘息など)や大腸や皮膚に関する(下痢・便秘・肌荒れ・乾燥・アトピーなど)にもいいと考えられます。
また、このツボあたりの流れが悪くなると、胸が塞がれて呼吸がしづらくなる姿勢になりますね。
すると、呼吸量が少なくなり、身体は酸素不足になりやすい。
それは、疲労感・疲れやすさ・だるさ・太りやすさ・集中力の低下・力が入りにくい・代謝が落ちる・頭がぼーーっとすることにもつながりますね。
精神的にも、気弱になり心配性になるとも言われています。自分を抑えて他人に気をつかいすぎて、気力が落ち、鬱状態にも・・・。
こういう気分が落ち込み、わけもなく悲しいときは、肺が疲れていると考えられます。
元気がない、落ち込んでいるときは、肩を落として、このツボは塞がれている姿勢になっているので想像できると思います。
また、このツボの場所は、腕へつながる神経や血管(動脈、静脈)も通っています。
ここが詰まると、腕への血流や神経伝達不良につながりますね。
なので、腕や手の冷えやむくみ・動作に関連していきます。 五十肩や肩こりにもつながりますね。
雲門の雲は霧をさし、門は出入口を意味します。
肺の気が霧のように噴出して出入りする処ということです。
気をはエネルギー。酸素や栄養分、エネルギーを全身に噴き出す処ってイメージですね。
そこが塞がれると、元気なくなりますね。
塞がれないように、ツボを刺激して、流れを循環を良くして、身体を元気にしましょう!
ツボ療法の仕方は3パターン紹介しています。
1.垂直圧の6秒持続圧キープ
2.呼吸をしながらツボ刺激
3.ツボ刺激しながら、腕・肩甲骨を動かす
注意点として、ここのツボは、ぐいぐい・ゴリゴリ・ガンガンしないようにしましょう。
どちらかというと、やさし~く、ふんわり、じわーーっと刺激しましょう。
そのほうが、喜ぶツボです。
雲門・中府のツボ!!
オススメなので、ケアとして使ってみましょう。
(関連動画)整体師とみやんチャンネル
・ツボ紹介 血海 https://studio.youtube.com/video/y9-ZRUsN9bw/edit
・ツボ紹介 天柱・風池 https://studio.youtube.com/video/sEGgWBS943w/edit
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