知らない間に奥歯を噛みしめているということが
あると思います。くやしい時、イライラしている時、
緊張している時などなど。寝ている時ですら噛みしめて
歯ぎしりをしていたりと、結構、顎に力を入れている
ことがあります。
歯を噛みしめる力は、当然、食べるために必要です。
顎を動かすことも喋ったり表情をだすのに大事です。
ただ、力を入れ続けて、力が抜けにくくなると体の
不調へとつながる可能性があります。
その噛む筋肉はこめかみ~側頭部のあたり・頬骨~
下あごのあたりに、側頭筋・外側翼突筋・内側翼突筋
などの筋肉があります。ここが硬くなっていることで
首や肩こり、頭痛、目の疲れ、睡眠関連、顔のむくみ
、猫背なども影響が出ることも・・・。
頬骨の下から頬骨に向かって押しつけるように指で押し
てみてください。結構、痛っ!となると思います。硬く
なっている証拠です。噛むことやストレスとかでも力が
入ってしまうこの場所。ゆるめてあげましょう。
【顎ゆるめ体操】
・耳を下から人差し指と中指で挟み持ち上げてクルクル
まわします。(軽く持ち上げ20回)
・こめかみ~耳の上に掌をあて軽く上に持ち上げます
(10秒)
・頬骨~下顎まで指先をあてクルクル皮膚を動かし
マッサージします。
・アイーンと下顎を前につきだします(5秒)
下顎を突き出したまま下顎を左右に動かします(5回)
・ほっぺたに空気を入れふくらまします。(左右5秒)
・頬骨から鎖骨までリンパを流すように擦ります。
・首と肩をゆっくり大きく回します。