ツボ療法シリーズの胆経編です!
今回紹介したいツボは「足の臨泣(りんきゅう)」です。
説明が長くなったので実践編は次回にしますね。
足の臨泣の場所は、足の甲にあり、第4趾と第5趾の間を足首の方に上がり骨同士がぶつかっている所にあります。
押すと、ツーーン・ズーーンと響く場所です。
この足の臨泣のツボは、東洋医学でいう胆経、「胆」の経絡上にあります。
このツボの効能として言われているものは、たくさんありますが、泣くのを臨むという字のごとく、😢、「目」に関すること、ドライアイや目の疲れなどにいいと言われています。
また、胆の経絡の流れをよくするので、この経絡のラインを覚えておくといいでしょう!
目尻から耳周り~頭を通り、首の横~脇~お腹の横を通り、お尻~太ももの外~ふくらはぎの外~足の甲~薬指(第4趾)の外側へとつながります。
なので、耳関係(難聴、めまい)、頭・首関連(首こり、頭痛、自律神経失調)、脇~お腹の横(リンパ促進)、お尻~脚の外側(腰痛、坐骨神経痛、脚の疲れ・張り、O脚)、足の甲(足の甲の腫れ・痛み)などにいいとも言われています。
またまた、東洋医学でいう「胆」は、 栄養の配分を司り、消化腺に関する内分泌(胆汁、唾液腺、甲状腺、膵腺)などの全身エネルギー調整をしていると・・。
その胆経の流れが滞ると、気をもんで、決断力がつかず、イライラして、熟睡ができない。
目の使い過ぎで眼精疲労に。ゆっくり食事をしない。疲れが偏る。
脂肪の消化が悪い。関節がこわばる。胸やけがする。痰がらみの咳がでる・・
などの状態が出ると、胆の異常があるのではと疑います。
と、まあいろいろとあるので、範囲が広く有効的な胆経なんですが、
私が注目する点は ・・・・・・・・
身体の外側ラインを通っている!!! という点です。。
外側ラインの役割って!?
体を真っすぐに、効率よく、フラつかないように動かす・安定させる役割もあります。
しかししかしですよ 姿勢が崩れたり(猫背、片方に偏った使い方)、脚を組んだり、身体をよじったり、ふらふら歩いたりしていると。。。。
ほとんどの人が当てはまると思いますが、 そうなると、余計にこの外側ラインを使ってしまいます。
姿勢が崩れているので、より安定させないと(外側ラインを使わないと)倒れてしまいます。
外側ラインは緊張し疲れて、流れが悪くなっちゃいますね。
そう、【外側ガチガチ人間】が急増中なのです!
そう、【胆経流れワルワル人間】大量発生中なのです。
だからこそ、この胆経ライン上にある、ツボを刺激して、胆経の流れをよくすること、外側を緩めることが求められている人が多いんです。
整体でも多用してます!!
そして、この胆経、筋膜のライン(ラテラルライン)と類似しています。
非常に興味深い点ですねぇ
最近の科学の発達で解明されてきた筋膜と科学の少なくて手の感覚で解明してきた何百年も前からあるツボ・経絡が類似している。
感覚は科学に等しく大事である!と言えると私は思います。
ツボや経絡は少し謎めいたところがあります。
しかし、健康にとって、科学で解明できないものにとって、非常に有効的な技術であると強く思います!!
これからもツボを通してでも、健康の手助け情報をお届けします。
#ツボ#足の臨泣#胆経#ラテラルライン#脚の外側の張り#腰痛#頭痛#めまい#目の疲れ
(関連動画:整体師とみやん)
・合谷のツボ https://youtu.be/iNsp7xBaoJ0
・ツボの押し方の心得 https://youtu.be/SV7uZeZBSD0
・雲門、中府のツボ https://youtu.be/nEGu62EMqWo
・胃の調子を整えるツボ https://youtu.be/AVTK4kQ4G6Q
・血海のツボ https://youtu.be/y9-ZRUsN9bw
・天柱、風池のツボ https://youtu.be/sEGgWBS943w