肩甲骨は背中側に“天使の羽”のように付いています。
羽のようにきれいに浮いて、自由に動くのが
健康な肩甲骨です。
自由に動ける構造がゆえに、不安定な要素もあります。
その分、筋肉が肩の関節の安定に働いています。
(肩の筋肉が靭帯の役割を担っている)
筋肉は靭帯よりも可動域のコントロールができて、
肩をより動きやすくしてくれます。しかし、逆に
肩の位置が不安定になるほど、筋肉に負担が掛かります
→疲れ・凝りになります。
肩の位置が不安定
→巻き肩(肩が前に入っている)、いかり肩(肩が上がっている)
こういう肩の位置の人は、肩周辺の筋肉に疲れがたまり
コリになり、肩甲骨が動きにくくなっています。
また、肩甲骨は“胸”の反対側にあり、肋骨の後ろにあります。
肩甲骨の位置が、胸や肋骨の動きや位置に影響を
与えます。
胸や肋骨が広がらないとどうなるか。
酸素が深く吸えないのです。
酸素が深く吸えないと・・・
疲れ、肥満、冷え性の元ですね。
また、姿勢も胸が下がり、見た目老人になります。
肩甲骨が本来の自由な動きになると健康になる!
というのもご理解いただけると思います。
肩甲骨が、背中にへばりついて剥がせない
そういう肩(方)!
ぜひ、剥がしにきてください。