腰痛は癖になる?

「痛ったったっ!また腰を痛めた」
「ぎっくり腰は癖になるのよね」
こういうことを口にしているのを聞きますね。
???
腰痛やぎっくり腰はつらいのですが・・。
まるで、腰痛になるのは、自分ではない何かのせいにしているようにも聞こえます。
「ギックリの痛みが消えたので、治ったと思って無理をしたら、また、腰痛になった…ギックリ腰が癖になっているのでしょうか?」
腰の痛みが消えると、ついつい「ぎっくり腰が治った」と思います。
痛みも消えているし、普通に動かせているので、問題がないと思いがちです。
ぎっくり腰は急性の炎症が原因で起きる腰痛です。
そのため、応急処置として、患部を冷やしたり、安静にしたり、痛み止めを使うことで痛みを緩和させます。
しかし、これらの応急処置で対処しても根本的にぎっくり腰を治したことにはなりません。
痛みがなくなっても、ぎっくり腰は治っているわけではないからです。
なぜなら、ぎっくり腰が起こる本当の原因である筋肉のロックがそのままになっているからです。

ぎっくり腰の本当の原因である筋肉が固くなっているままでは、いつぎっくり腰が再発するかわからない状態です。
応急処置でぎっくり腰に対処しているから、ぎっくり腰は癖になると言われているのが真実です。

ぎっくり腰が癖になってるのではなく
ぎっくり腰になる環境から抜け出していないだけだと思います。

本当に体の調子が良好であればぎっくり腰になることは有りません。
ぎっくり腰になるにはそれなりの原因があります。
例えば徹夜が続いて身体が疲弊(疲れて)している時、きちんと睡眠が取れれば身体は回復します。
結局は疲労と回復の繰り返しです。
そのバランスが壊れてぎりぎりの状態にある時、ちょっとしたきっかけで
例えばくしゃみをするとか、落ちた鉛筆を拾おうとかがんだり
そんなちょっとした行為がきっかけで急性の腰痛を発症しているだけです。
だからきちんと休養が取れて疲労が回復している時は、ちょっとしたきっかけでは腰痛にはなりません。
たまたま徹夜が続いたとかたまたま食べ過ぎたとかそんな時にタイミングが悪いと
ちょっとしたきっかけでぎっくり腰になってしまいます。

このままほっといたらまたぎっくり腰になるといって
養生をしたり治療に来られる方はぎっくり腰にはなりなくいのです。
その「何となくおかしい」この感覚がきちんと身についていたら気を付けようとしててます。
そこに行きつくまで何回か痛い思いをする人もいます。
しかし、ぎっくり腰は癖になるのではなく悪循環から抜け出せていないことによっておこる必然です。

この状態は腰にやばい、これ以上はやめておこう。という感覚。
筋肉がカチカチにならないように、姿勢・ストレッチを心がける、いわゆる腰痛予防!!
自分の環境が腰痛環境にあるのをどう変えていくか次第ですよ。