筋膜 ファシア

NHKの番組で 「美と若さの新常識」で筋膜のことをしていました。
湧泉でも、筋膜のことは重きをおいて施術しますので、もっと筋膜のことが広まるといいなー!

内容です。

筋肉を包んでいる膜(筋膜)。
筋肉だけではなく、骨や神経、血管、それぞれの臓器と臓器の間に同じようなものがあり、広く含めて「ファシア」という言い方をします。
今まで関心を集めていなかった組織なのですが、体の不調があるとかいったことまで、ファシアが重要な役割をしているのではないかという考えになっています。

ファシアの1つの機能として、滑走性「動く」という機能がある。
滑走性というのは、いわゆる筋肉が滑らかに動くとか、骨がスムーズに動くとか、そういうことです。
滑走性が改善しないと、それは動きづらく、正しい動きにつながらないが、機能美、美しい動きという意味では、美しさに十分関連がある機能だと思います。

猫背・ポッコリ腹・垂れ尻

ファシアが癒着してないか?
ファシアは筋肉、血管、臓器、骨などを包んで、体の動きに合わせて3次元的に変化する。

柔軟な動きによって、スムーズに体が動かせるばかりか、元の正しい位置に体のパーツを保ってくれる。
=美しいスタイルを保つことに関係している、と考えられる。

筋膜というのは、臓器や組織を覆っている結合組織の膜ですけど、ファシアの概念というのは、全体的なもので海外のファシアの とともに、ファシアの構造の全体像が分かると、人体観や解剖学が大きく変わっていく可能性があると思います。

縦横無尽に張り巡らされているコラーゲンを多く含む繊維状の物質ファシアはただの膜ではなく立体的な網の目構造。

肩の動きがぎこちない
⇒肩を寄せるとき、ちょっと肩が上がる。
⇒胸の上(大胸筋)と鎖骨のファシアをほぐし、首から肩につながるファシアをほぐすこと約5分
⇒背中のシワが深く入るようになり、肩も上にあがらないようになった
しかし、その効果は一時的。
日常生活でグータラして、1日中スマホ見ている。
「動かさない」は恐ろしい!!
⇒膜の厚みが大幅に増す! ⇒動きが損なわれる
筋内膜の繊維がかなり増える。動く余地がなくなり、動けなくなる。

対策
・肩を5回大きくまわすだけ
肩甲骨を大きく回す=菱形筋のファシアが動く=背骨のファシアに伝わり椎骨の柔軟性が出て、正しい背骨の弯曲ができる。
肩甲骨についている筋肉は、非常に深いところに存在する筋肉なので、筋膜同士が連鎖を起こしてそれが上下に広がっていく。
ということは全身の姿勢が良くなっていく作用がある。
・肘を肩と水平に上げて、5秒かけて後ろに引く(肘はなるべく水平に保つ)
肘をちょっと上に上げて、肩甲骨を左右から寄せる運動を5回する
・両腕を上げて肘を曲げ、肩を大きく前から後ろへ回転させる
できるだけ後ろに引くのがコツ
1回5秒かけてゆっくり両肩を回すを6回


座り続ける・・床からお尻や足裏圧迫され続ける。
⇒組織のダメージになり、滑走障害に

ファシアは全身にあります。
大事なのは動くこと!
大きく動かすこと!
するとファシアも動き、正しい姿勢に!!