甘いもの

「疲れたー。チョコレート食べたい。」
甘いものを食べたら疲れがとれる説。
しかし、ダイエットや体の不調には、糖質制限がいいらしいとわかっているが・・。

体の調子が悪い時ほど、甘い物・糖質を欲しがる傾向があります。
無意識レベルで身体が欲すると言われています。
エネルギーは、たんぱく質・脂質・糖質から作られるのですが、
その中でも糖質は、素早くエネルギーに出来る特徴があります。
たんぱく質や脂質は、筋肉やホルモンなど体を作る素材でもあります。
それを取り出すには少し時間が掛かります。
なので、疲れたーーと、エネルギー不足になると、素早くエネルギーに変えてくれる糖質を使いたくなるのです。

疲れも、運動の疲れや目の疲れ、ストレスの疲れなどいろいろあります。
体を動かしての疲れは、筋肉が疲れて休みモードになりやすいですが、
スマホやストレスの疲れは、体より頭が緊張してきます。
すると、自律神経の交感神経が優位になりリラックスできない緊張モードになりやすいのです。
寝ようとしても寝れない状態ですね。
体より頭主導になると、糖体質に傾いていくようですよ。
スマホばかり見て、仕事でストレスをためて運動はしないとなると、
常に糖質を欲する緊張モードになりやすく、肝臓・膵臓など糖質コントロールする臓器も疲れてきます。
肝臓・膵臓の本来の働きの消化吸収・排泄・解毒などがうまくいかず、血液の質も悪くなりますね。
眠りも浅くなるし、疲労物質は排泄されにくいしで、疲れはとれなくなる悪循環。
また、たんぱく質が糖質とくっつき質が悪くなり、皮膚・細胞膜にも影響があると言われています。
内出血したり、炎症しやすくなったり、血管が硬くなったり狭くなったり・・。
血糖値の上下さで起こる現象ですね。

使うエネルギーは、糖質ばかりでなく、脂質・たんぱく質も使えるようにしたほうが体にはよさそうです。
甘いものに頼り過ぎないのが大事でしょう。

そのためには、糖質を欲しがるモードにしやすい、頭主導になること(スマホ・パソコン・ストレス)を減らすか、
体をしっかりと動かすことを心がけましょう。
頭ばかりに血液を使われないようにしていくことが大事です。
たんぱく質と脂質をしっかりと摂取することも心がけましょう。