パソコン肘

 『 パソコン肘 』

 ライフスタイルがこの数年の間に急変してきてますね。

その代表的なのが、パソコン・スマホではないでしょうか。

その変化に身体がついていけずに、新たなコリ・疲れを、

生み出しているように思います。

 ストレートネック・スマホ首・巻き肩・ドライアイなど、

20年前はあまり馴染みがなかったものが、今は存在してます。

すると、首・肩の凝りも、凝り方が20年前と違う形になって

いくのです。以前と同じ首肩凝りでも、原因は違うのです。

 

 その中でも、今回は『パソコン肘』!

腕の疲労からくる首肩こりです。

 パソコン使用時の姿勢を観ると、首・肩・背中・腕はほぼ

固定され動かずに、手先だけ動かしている状態です。指先を

細かく動かすには、手首・肘・肩はしっかり固定されなければ

ならず、その固定している部分は絶えず収縮(力を入れている)

し続けているのです。

細かく観ると、手首を反らせて(背屈して)指先を使っています。

手首を反らせる筋肉が固まり負担が掛かっている状態です。

だいたい、肘の外側(親指側)の部分に痛みやコリができて

います。押すと”うぉー”と反応する人は多いです。

テニス肘とも状態は似ていますね。

身体は動かしていないのに、手指先だけ細かく動かすという

スタイル。この腕の疲労から、首・肩凝り、五十肩、眼精疲労・

腰痛・冷えへと波及していくのです。

 なので、この肘周辺から、凝りをとり正していくのが1つの

ポイントになってます。

 

 肘・手首・指先のストレッチを日頃から心掛けましょう。

まずは、指・手首をクルクルまわす(20回ずつ)。

指・手首を反らす、曲げるのストレッチ(15秒ずつ)

からしてみてください。

 

 また、パソコン姿勢は肘は軽く曲がり、肩は内に入り巻いていて

脇が開き、頭は前に突っ込み、顎は上がり、背中は丸まっています。

現代姿勢の出来上がりですね。こうならないようにも気をつけて。