ツボの押し方の心得

ツボの押し方の心得!

私も整体の施術でツボは活用しております。

ツボ押しで絶対しては駄目なことは・・・

グイグイ強引に押しこむこと!

力づくで力任せに押すこと!

押す側が緊張して体が固まっていること!です。

ツボは漢字で書くと「壺」 入り口部分は狭くつぼんでいます。

そして中が拡がっている容器の象形をあらわしています。

大切なものを中に入れフタをするというふうに、漢字でもあわらしていますね。

また、ツボは経穴と呼ばれています。

経穴の穴という字には、八の字があり、これも入り口がつぼんでいることをさします。

そしてウカンムリでフタをしていますね。

またまた、「ツボミ」という言葉にもつながります。

花が開く前の姿ですね。

花になる大切なものを内に包んで、口を閉じて大事に守っている様子がイメージできますね。

そうツボとは大切なもの、重要な場所なのです。

身体にとっては「急所」です。 なので、急所には外部の力が容易に入らないようにガードされています。

また、ツボ的には、気血の流れの滞りやすい場所です。

そこを、うまく刺激することによって、気血の流れを良くできれば、体内循環が良くなり、健康になれると言う考えです。

気血の流れが滞っているほど、ガードもかたくなるようです。

ガードが固くなっているのを、無理やり力づくで開けようとしても、余計に閉じて中に入りこんでしまいます。

これは、凝りを強く押すと逆にどんどん凝り固まっていく現象とほぼ同じ傾向です。

ツボ周辺の皮膚や筋肉が緊張を高めてしまい、余計にツボに届かなくなってしまいます。

なので、ツボを活かすためには、やさしく緊張をとり、ふんわりとスッと、自然の力で刺激することが大事です。

小手先の力ではダメ。

腰を入れ体全体を使い、スッと押す。

これは、スポーツでも書道でも武道でも歩くのでもボールを投げるのでも同じです。

体を動かすのなら共通して言えること。

なるべく、身体の力を入れるところを少なくして、リラックスして、重心移動で動く。

ガチガチにならない。

ガチガチ緊張はツボ押しのとき、受け手(ツボの場所)に伝わり、金武町・ガードを強めてしまいます。

いいですか!

ツボはハメルのではなく、ツボにはまる・・という感覚で押すのがコツ!!

#ツボ#経穴#東洋医学#字の由来#押す心得#小手先は駄目#笑いのツボと同じ

・ツボって何?  https://studio.youtube.com/video/LAylqGpJzbk/edit

・雲門、中府のツボ  https://studio.youtube.com/video/nEGu62EMqWo/edit

・血海のツボ  https://studio.youtube.com/video/y9-ZRUsN9bw/edit

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